【第10回JATAインターンシップ】学生インタビュー

 本学科では、観光業界を目指す学生のためのインターシッププログラムを多数用意していますが、そのうちの一つで「旅行業界」を目指す学生のために企画されている一般社団法人日本旅行業協会主催「第 10 回 JATA インターンシップ」へ参加した学生の様子を一部ご紹介しましょう。

■実施期間
2023 年 8 月 26 日(土)~9 月 1 日(金)の 6 日間
■実習先
JATA本部、業態が異なる旅行会社2社
■対象学生
旅行業への就職を第 1 希望と考えている大学 3 年生。
当校からは国内旅行業務取扱管理者の取得を目指す授業を履修したS.N.さんが参加しました。

■S.N.さんへのインタビュー
-一番深い学びは何ですか?新しく発見したことはありますか?
 JATAのインターンシップでは2社の就業体験を行いました。就業体験を通して旅行会社によって特色がかなり異なると感じました。企画、手配、販売、販売促進を部署ごとに行っている会社もあれば、企画から販売まで一人で一貫して行っている会社もありました。会社によって得意とする分野があり、それに合わせて客層やニーズが違っていることが新たな発見でした。
 旅行会社にも様々な部署があり、販売促進部ではSEO対策やリスティング広告を学び、営業推進部ではアピールペーパー、その他にパンフレットの作成方法など実際に使われているものから学ぶことができました。

実習中に使用した販促物

-今後の学生生活で活かしていきたいこと
 パンフレットの作成方法や販売促進の広告の出し方など実際の現場で使われているものを学ぶことができたので、今後の授業やゼミ活動で活かしていきたいです。
 私の中で旅行会社はBtoCのイメージが強かったのですが、実際に働いているのを見てホテル、旅館等の宿泊施設やその他の企業とのつながり、BtoBの大切さ感じました。また、他大学の学生とコミュニケーションをとれたことが刺激となり新たな視点から物事を捉えられるようになりました。人とのつながりと物事を柔軟に捉えることを心がけて学生生活を送っていきたいです。
 JATAのインターンシップでは2社の就業体験以外にも「自分らしさ」をテーマとした就職活動に関するセミナーが行われました。言葉遣いや礼儀作法はもちろん自己分析やPREP法を用いてわかりやすく物事を伝えるコツなどを学びました。自分らしさを大切にするということを今後、就職活動を行う際に意識していきたいです。

目下、旅行業を第一志望に就職活動を進めるS.N.さん 

 インターシップを終えて、2年生の頃とは見違えるように顔が引き締まってきたS.N.さん。他大の学生とともにグループワークをしながら一つの成果を出せたことも自信につながったようです。受入企業の皆様、JATA本部様、ご指導いただき誠にありがとうございました。今後も観光文化学科では観光業界を目指す学生をサポートしていきます!(担当:山田 祐子)