【ゼミ紹介】小山ゼミ:観光文化入門演習(2年)~業界研究&企業訪問~

後期から始まる2年ゼミでは、メンバーと話し合い、2つのことに取り組むことにしました。

1つ目は「ブライダル業界の業界研究」です。夏休み期間にブライダル関連のインターンシップに参加した学生が多く、「ほかにどんな企業があるのか」「結婚式にはどのような種類があるのか」について深く知りたいという要望があったためです。レストランウエディング、専門式場、海外ウエディングなどの担当を決め、発表をしました。その後、「企業を見定める視点」を持つために同業二社比較を行いました。

ゼミ生の感想です。

「不動産業、コンサル業などウエディング以外のことに関わっている企業もあると学びました」

「正社員だけでなく業務委託契約で働いている人もいて、企業によって多様な働き方ができると知りました」

「資格取得支援をしている企業もあり、働きながらスキルアップできる環境により、社員のモチベーションも高まるのではないかと思います」

2つ目は、企業では社員、顧客に対してどのようにホスピタリティを発揮しているか、という観点から東京?田端にある株式会社サンエー印刷を訪問するということです。

働く環境の整備と向上に取り組んでいらっしゃる竹内様,卓上カレンダーのデザイン、作成に関わっていらっしゃる北山様より「製造業におけるホスピタリティの実践」に関するお話を伺った後、社内を見学しました。

ゼミ生の感想です。

「焚火のスペースでは、七夕やHalloweenのイベントをしているとのことで、社内のコミュニケーションの活性化に努めていることが伝わりました」

「社内見学では『揺れる椅子に座って、ホワイトボードの机に出されたアイデアや意見を書き留められるようになっているんですよ』というお話を聴き、これなら緊張することなく会議に参加できると思いました。社員を大切にしている企業だと感じました」

焚火のスペース

揺れる椅子とホワイトボードの机

「カレンダー制作担当の北山さんからは『鉛筆で書いて消しても汚れない材質の紙を使い、3か月ごとのカレンダー表示にしている』と伺い、使う人の立場に立ったモノづくりをされていると気がつきました。これこそが製造業のホスピタリティだと思いました」

企業訪問を機にゼミ生たちは「働くにあたってあいさつ、気配り、適切な声かけができる女性になりたい!」と自発的に秘書検定の学習に取り組み始めました。来年度は3年生。進路選択を多様に検討し、自らの可能性を広げていけるよう、サポートしていきます! (担当 小山 知子)