【ゼミ紹介】山田ゼミ~三井ガーデンホテル上野へ見学授業?2年生~

 観光文化学科の2年生ゼミ(観光文化入門演習)では、観光に関連する様々なテーマを教員毎に設けています。宿泊産業経営をテーマにする山田ゼミが「三井ガーデンホテル上野」様で見学授業を実施いたしましたので、その様子をご紹介します。

 今回の見学先は、JRや東京メトロの上野駅から至近距離にある「三井ガーデンホテル上野」。現在の宿泊客数の大半を訪日外国人旅行者が占めるという宿泊特化型ホテルです。そして、嬉しいことに案内役は、本学科の卒業であるT.M.さん。

ロビーに設置された自動チェックインアウト機の説明を受けました。
導入したことによる利点や運営上の留意点など具体的に解説していただきました。

客室で使用できるアメニティを必要な分だけ自由に選択することができるアメニティバー。
環境に配慮しながら適正なサービスを行うSDGsへの貢献活動の一つを学びました。

 三井ガーデンホテル上野では、242室ある客室をビジネス客、ファミリーやグループ客、訪日外国人観光客といった多様な客層の用途に応えられるよう機能が整備がされており、館内や客室には「緑?文化?歴史?芸術」が共存する町である上野のホテルならではのデザインが施されています。なかでも唯一無二のデザインが「パンダフロア」。フロアに降り立った瞬間からパンダ。卒業生T.M.さんの話にも力が入ります!


部屋には入ると思わず声があがるパンダルーム?。
パンダのぬいぐるみ、コーヒーカップ、クッション、バスルームには
パンダ柄のシャワーカーテンが設置されていました。

 施設を見学した後は質疑応答の時間を設けていただきました。卒業生T.M.さんからは具体的な業務内容に加えてホテル業界へ就職を決めた経緯、就職活動のポイントなど、卒業生だからこそ出来るリアルな話をしていただき、学生も熱心に耳を傾けておりました。

 見学授業後、学生は改めてホテルの「強みと弱み」「顧客層と顧客ニーズ」について振り返りを行いました。教室内での事前学修では得られなかった新たな視点を得たようです。また、ゼミ生のうち3名は2年生の夏にホテルで一か月間のインターシップを経験したメンバー。その時の苦労や乗り越えた記憶を思い出したとのことです。見学は表面的な気づきだけになりがちですが自分ごと化することで宿泊業の本質的な課題や可能性を見いだせたことでしょう。三井ガーデンホテル上野様、卒業生T.M.さん、ご多忙の折、見学をさせていただきありがとうございました!(担当:山田 祐子)