【ゼミ紹介】小山ゼミ:観光文化専門演習(3年) ~????????観光客への???????&通訳????????への同行~

 4月の最初のゼミではこれから1年間かけて何に取り組んでいくか、全員で話し合いました。
 「ホスピタリティ入門」「インバウンド?ツーリズム論」の授業を通じ、我々がインバウンド観光客に接する際、どのようなマインドを持つことが大事なのか、またインバウンド観光客は何に感動し、日本に来てよかったと思うのかということを深く知りたい!という気持ちで一致しました。
 そこで、3年ゼミでは「インバウンド観光客は何を楽しみに日本に来るのか」という「問い」を立て、一年間かけてその答えを見出していくことにしました。

 7月までに「インバウンド観光客が日本での観光に対して満足していること、改善点は何か」をまとめ、7月下旬に羽田空港国際線ターミナルに足を運び、アンケート調査を依頼しました。調査にあたってはFormsで4か国語のアンケートを作成しました。看板を持って観光英語で学んだフレーズを駆使し、インバウンド観光客に回答をお願いしました。


4か国語のアンケート(バーコード)

インバウンド観光客に話しかける際の看板

 アンケートを集計してみると、日本で楽しみなこと、楽しかったことの一位は「食事」でした。居酒屋、ラーメン屋、分身カフェなど、食事とともに店の空間や雰囲気を味わったり、店で何かを体験できることを楽しみにし、来日していることが窺えました。インバウンド観光客と会話を交わす中で、「芸者体験」「包丁づくり体験」「羽田空港からf富士山に直行し、登山を楽しんだ!」というエキサイティングな体験談も聴くことができました。

 9月には通訳ガイドの川名亘子さんのガイドツアーに同行させていただき、アメリカ人の方々と皇居、日本橋を回りました。
外国人の方々が観光地や食事のどのようなところに興味、関心を持つのか、お話を交えながら知ることができました。休憩時間におせんべいを差し上げたところ、“It‘s so tasty!” ランチには焼き魚定食を召し上がるなど、日本のお菓子や食事を好んで召し上がる姿がとても印象的でした。やはり日本の「食」は最高ですね!


皇居東御苑


日本橋

 これらの調査をもとに、4月からは卒業研究に取り組んでいく予定です。ご協力くださったみなさま、本当にありがとうございました。(担当 小山 知子)