2023年度を振り返って

国際英語学科では「英語を使う」体験を重ねて実社会で役立つ英語運用能力を培うことを重視し、さまざまな活動を行ってきました。

6月に明治神宮、7月に浅草寺で通訳ガイド実習が行われました。昨年は学生が観光客役?ガイド役に分かれて行っていましたが、今年は外国人観光客を相手に行うことができました。学生たちが“Volunteer Guide”と書かれた札を掲げると、様々な国や地域から来られた観光客の方々が興味を示してくださり、コロナ禍を経て世界が再び動き出していることを実感しました。

8月には2名の学生がオックスフォード研修に出発し、ホームステイをしながらの3週間の語学研修に参加しました。研修では自分たちが設定したテーマにもとづいてリサーチやプレゼンテーションを行う「プロジェクトワーク」に参加したり、オックスフォード大学の学生と交流したりと充実した時間を過ごしました。

11月には1年生が劇団四季の『アナと雪の女王』を、12月には2年生が同じく劇団四季の『アラジン』を鑑賞しました。俳優さんたちの力強い歌声や一糸乱れぬダンス、様々な工夫が凝らされた迫力満点の舞台装置など、アニメーションとは異なる舞台ならではの魅力に学生たちは圧倒されていました。

年が明け、2月に1名の学生がニュージーランド研修に参加しました。はじめに2週間の語学研修があり、英語の授業だけでなくクルージングに行ったり、パブを訪れたりしました。その後、学生自身が希望した動物ふれあいパークでのインターンシップに参加し、動物の世話や接客に全力で取り組みました。

来たる3月20日(水)には学位記授与式が執り行われます。4年生たちが無事に卒業し、新年度から新たな舞台で元気に活躍してくれることを願っています。

(S. Sato)