【就職支援】ツアコンカフェへ参加(主催:日本添乗サービス協会)

 観光文化学科では、授業のなかで現役の実務者を招いて講義を行っていたくなど、学生が自らのキャリアを考えるためにも実業界と接点を持つ機会を積極的に設けています。
 
 今回は一般社団法人日本添乗サービス協会が主催する「ツアコンカフェ(学生との交流会)」へ学生が参加しましたので、その模様をご紹介します。

 現役のプロのツアーコンダクター(添乗員)の2名から、国内や海外の添乗業務の体験談や裏話、就職に関するお話を聞くことができました。
 ~一部要約~
 ●添乗員になるには「旅程管理主任者」の資格を取得しなければならないこともあり、生涯のキャリアになる専門職である。
 ●旅程管理をすることが主たる業務にはなるが、旅行会社が企画した旅行商品の最後の仕上げをするのが添乗員である。そのため、顧客満足度を左右する接客業でもある。
 ●添乗中は予期せぬ事態が多々起きるため、臨機応変力が試される仕事であるが、同時に遣り甲斐も感じることができる。
 ●語学ができることに越したことはないが、添乗先の知識を得るための世界遺産や地理検定、接客の知識を得るための秘書検定も学生のうちに取得していくと良い。

 以下、参加した学生の感想です。

 ●学生:ツアコンカフェに参加し、添乗員の方から経験や体験談を聞くことができ、貴重な体験となった。添乗員はお客様に?究極のおもてなし?を届けるという言葉が印象に残っていて、こんなに素敵な仕事は他にないと改めて思った。今日の話を参考に、自分の将来設計に役立てたい。
 ●学生:添乗員という仕事についてはもちろん、ややりがいや添乗員を志したきっかけなど、現役で活躍されている方々から貴重なお話を聞くことができた。今回のツアコンカフェで学んだことを今後の就職活動に役立てていきたい。

 添乗員の仕事内容はもちろんのこと、ツアーに応じて業務が生じる「派遣」という働き方も学生にとっては新鮮だったようです。日本添乗サービス協会様、素晴らしい機会を用意していただき誠にありがとうございました。(担当:山田 祐子)