本年4月より観光文化学科に着任されました山下琢巳先生を御紹介します。山下先生は地理学がご専門です。
—-
山下琢巳です。
観光地理学や日本地誌など、地理学に関する科目を担当しています。
自分の研究では国内のいろんな場所に現地調査に行きます。
大学院生だった頃には、漁業を中心とした街の成り立ちや、
醬油醸造産業の展開を調べるために千葉県の銚子市によく行っていました。
そのころ調べていた内容がNHKの目に留まったらしく、
３月に惜しくもレギュラー放送が終了しましたが
「ブラタモリ」という番組の銚子編で案内人を務めさせていただきました。
地理学は「どうしてこの島ができたのか」とか
「どうしてこの地域で一番発展した都市になったか」
などを研究対象にしますが、これは「美しい島に遊びに行きたい」とか
「この都市にしかない雰囲気やグルメを楽しみたい」といった、観光行動の動機にもつながるので非常に近い分野でもあります。
知識を付けたうえで、実践をすると、学んだことの相乗効果は大きなものになります。
みなさんと一緒に私も成長していきたいと思っています。
