川村学園創立100周年記念式典

川村学園は創立者である川村文子が、関東大震災後の荒廃した社会を立て直すためには女子教育が必須であると考え、「感謝の心」「女性の自覚」「社会への奉仕」を建学の精神とし、大正13年に目白に創立した「川村女学院」が基盤となっています。

川村学園のあゆみと学園組織図

学園本部の川村文子像

大正13年は西暦で言えば1924年です。2024年4月12日の創立記念日に川村学園は創立100周年を迎え、記念式典が開催されました。

はじめに理事長?学園長による挨拶があり、続いてお忙しい中駆けつけてくださった高際みゆき豊島区長にご祝辞を賜りました。次に、川村中学校?高等学校箏曲部と、筝曲部の講師の方と卒業生による琴の演奏を拝聴しました。

筝曲部の演奏

講師と卒業生の演奏

その後、創立100周年記念事業である『近代日本教育史と川村学園』の編纂について、西川誠学長からお話がありました。

最後に、作家?文化人類学者であり、川村学園女子大学特任教授でもある上橋菜穂子先生に、『森羅万象の物語』と題してご講演を賜りました。

これからも、川村学園女子大学は創立者川村文子の教育理念のもと、学生たちが「感謝の心」を基盤とした「自覚ある女性」に成長し、「社会への奉仕」の視点を持つよう努めてまいります。

(S. Sato)